3000年01月01日

(2)ビデオオトスコープによる外耳炎の治療

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(追加分)ビデオオトスコープの治療例をまとめてみました。

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(21)症例j 5歳シーズー、1年前から外耳炎の再発を繰り返す症例
今回、外耳炎が再発する原因を追及のためビデオオトスコープを実施しました。
ビデオオトスコープで観察すると耳垢と耳道全体にわたり毛が生えていて耳道を全く観察できず取りあえず
耳内視鏡先端からチューブを出して耳洗浄をはじめたところの動画


(22)症例j (上と同じ症例)耳内視鏡先端から鉗子を出して耳の深い場所の耳道に生えた毛を抜いている動画 奥の耳道は狭窄していました。

耳道の入り口からカテーテルで洗浄 → 内視鏡先端から出た鉗子で毛を抜く を繰り返して奥までにすすみました。

(23)症例j(上と同じ症例) ある程度洗浄して綺麗になったところの動画

耳全体に毛が生えるタイプの犬なので今後、継続的な耳の予防的な処置または、ビデオオトスコープによる毛を抜く管理が必要だと思われます。

(24)症例k マルチーズ×シーズーmix種、2年前から慢性外耳炎、感受性検査10項目で効果ある抗生剤なし 毎日の耳洗浄で取りあえず痒みのコントロールはできているが完治には至っていない。今回、検査目的でビデオオトスコープを実施。検査では鼓膜は破れてあり中耳炎を起こしていた症例。

耳の中は、毛と耳垢で汚れており耳道の奥に炎症生ポリープが確認できる。


(25)症例k(上と同じ症例) 画像の右側のは過去に破れた鼓膜の残りです。

破れた鼓膜の残りは鉗子で取り除きました。鼓膜を奇麗に取り除くと鼓膜は再生するケースもあります。また、炎症性ポリープはその鼓膜のあったと思われる部分よりも奥の中耳にあるようです。

(26)症例k(上と同じ症例) ポリープを避けながら耳道の毛を鉗子で抜いている動画(反対側の耳内)


(27)症例k(上と同じ症例) ある程度、綺麗になった状態での動画


この犬は事前に2回目の細菌感受性検査で効果のある抗生剤を見いだしておきました。
ビデオオトスコープ検査、処置後はその抗生剤を使用します。
尚、事前の細菌同定検査では3種類の細菌がありました。
posted by sam at 08:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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